コルテ・アダミ

3代続くブドウ栽培家で、現在の当主アンジェロ・アダミ氏が子供たちの将来のためにと2003年自社瓶詰めを行うための設備を新設。2004年から自社瓶詰めを開始しました。栽培・醸造は長男アンドレアが行い、ヴェネトを中心に活躍するエノロゴ、パオロ・グリゴリ氏がコンサルタントしています。また、長女のマルティーナは輸出を担当するなど、家族で経営しています。ワイナリーはソアーヴェ村の中心地に位置し、ワイナリー周辺に約19haの畑があります。粘土石灰土壌の平地で、ガルガーネガ、トレッビアーノ、ピノ・グリージョ、そしてシャルドネが実験的に栽培されています。まだ自社瓶詰めだけでは生計が立てられないため、このワイナリー周辺のブドウの多くは共同組合に販売しています。
カステルチェリーノのクリュ畑も所有し、この畑にある建物がラベルに描かれており、彼らの今後ワイナリーを経営していくにあたっての想いが込められています。この畑は高地のため、昼夜の寒暖差が大きくブドウ栽培に適しています。トゥフォと呼ばれる石灰質土壌が深層を占め、表土は黒い火山性土壌です。ここでは樹齢約35年のガルガーネガが栽培されています。また、ヴァルポリチェッラの山奥に約10haの畑があり、ここではコルヴィーナ、コルヴィノーネ、ロンディネッラが栽培されています。標高約250mにある粘土土壌で、南東向きの斜面にあります。この中で樹齢約40年と樹齢の高いものだけを自社瓶詰めし、残りは共同組合に販売しています。

- Soave DOC 2014
- Soave DOC Vigna della Corte 2013
- Valpolicella Superiore DOC 2013
- Amarone della Valpolicella DOCG 2012