生産地域
ソアーヴェの生産地域は、ヴェローナの東30kmのところにあります。その中心には古代地域があり、中世のソアーヴェの街とモンテフォルテ・ダルポーネの間に位置します。この近くに他の2つの地域:ひとつは「コッリ・スカリジェリ」の丘と、ソアーヴェDOCを生産する丘の裾の地域で、低木の森に飾られた丘陵の美しさと、段々畑状のブドウ畑、中世の教会や館、城とのハーモニーが非常に魅力的です。
もう一つの地域は、ラ・ストラーダ・デル・ヴィーノ・ソアーヴェ(ソアーヴェ・ワインの道)とその周辺の地域で、訪れる人に感動を与えてくれる地域です。
ソアーヴェの生産地域は、他の偉大なワイン生産地区同様、テロワール‐その畑の向きや気候、土壌構成‐が、ワインの特徴を決定付ける重要な役割を持っています。この重要なポイントをわかりやすく説明する為に、ソアーヴェの生産者協会は、はっきりとしたソアーヴェのミクロクリ―マ(微小気候)の一連の研究を行いました。それぞれの地域で造られたワインは、研究と分析の対象となり、ワインの色、味、香りに関する個々の特徴を定める目的で結成された、専門家のグループによっての試飲が繰り返し行われています。